「デザイン」なら勝負できる!
信じて飛び込んだWEBの世界

制作・開発部 デザイナー
梅田和美

WEBの知識がない!学校に通って猛勉強

就職してから12年間、チラシや広報誌、ポスターなどありとあらゆる紙面デザインをしてきました。
仕事は面白くやりがいもありましたが、このまま続けていくことに不安もあり、WEB業界に挑戦してみたいと思っていましたが、DTP以外に何もないわたしに出来るのか…踏み切れずにいました。でも「デザイン」なら、わたしも勝負出来るかもしれないと考え、悩みぬいて転職を決意しました。実務経験がない分、とにかくWEBの知識と技術を身につけないと!と、4か月学校に通い猛勉強しました。
求人サイトで出会ったミップでようやく面接の機会を得て、WEBの実務経験ゼロでしたが、長年DTPデザインをやってきたこと、WEBの勉強をしてきたことで無事採用通知を受け取れました。これまでの経験と猛勉強が報われたと思いました(笑)。

勉強中の梅田

実制作で知った、
DTPとWEBのこだわりどころ

入社したての頃は先輩の指導を受けながらバナー作成や、サイト更新など簡単な業務から始めました。学校での知識は土台になりましたが、実務では圧倒的に足りないことが多く、勉強しながら、毎日ついていくのに必死でした。今も必死ですが(笑)。
入社3ヵ月経った頃に、コンペ形式で来たWEBサイトのデザインを任されたのですが、なんとわたしのデザインが採用されたんです。嬉しかったのですが、一部コーディングも担当することになり、無事組めるか、時間は間に合うか…など最初は不安だらけでした。
多くの方にサポートしてもらい、初めてのサイトは無事公開出来たのですが、その制作過程でDTPとWEBデザインの違いを知ることになりました。例えば、DTPでは色やマージン、文字サイズなど細かなことが重要ですが、WEBでは使い勝手や分かりやすさなど機能性を求められます。
WEBでは閲覧される方の端末によって幾分色の見え方が違うため、制作者がこだわっても狙い通りに反映されるとは限らない。それより「ここはボタンだ」とか「メニューだ」ということが明確に分かることが重要です。

スマイルな梅田

苦手意識がなくなったお客様とのやりとり

前職ではお客様とのやりとりは営業担当者の仕事で、制作担当者はお客様と話すことがありませんでした。ミップではお客様と話すのはわたしたちの仕事。最初は苦手意識が強く、上手く話せなくて上司や先輩に随分アドバイスをもらいました。それが、お客様のお話を聞いて提案も出来るようになった今では、直接話す方がスムーズだと思えるようになりました。
もう一つ、変わったことがあります。それは、仕事に対する考え方や姿勢そのもの。
以前は制作のみを担当していたのですが、現在はお客様と意見交換しながら提案し、先輩や同僚と役割分担しながら納品まで担当するスタイル。
社内のみんなとゼロからサイトが作られて行く過程を、担当者の立場で追い続けることで、今までになかったコスト意識が生まれ、効率の良い仕事を意識するように。また、納品時に直接見ることのできるお客様の反応に、次はもっとこうしたい!など、前向きに取り組めるようになりました。

打合せ中の梅田

DTPで培った技術はWEBで活かせる

WEBの実務経験どころか知識も技術もなかったわたしですが、今はWEBデザイナーとしてやりがいを感じながら頑張れています。
DTPとWEBではこだわるべきところが全然違い、そもそもの考え方が真逆です。DTPは「1回で最高のクオリティを目指す」。逆にWEBは「よりよいものを求め進化する。だから終わりがない」と言う点で。
また表現の幅も違います。これまでは限られた紙の中で平面のデザインのみを考えて来ましたが、WEBには動きがある。今はレスポンシブやJSなど、動きまでを視野に入れてデザインしています。
ですが、WEBもDTPも「伝える」という目的は同じ。伝えたいことを伝えるため工夫する。
これまでDTPで培って来たデザインや考え方はWEBでちゃんと活かせていると、今は確信しています。もし同じ立場の方がおられたら、不安もあるかもしれませんが、思い切ってWEBの世界に飛び込んでみて欲しいと言いたいです。

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